ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」&第4番
2013年2月23日 音楽
ピアノコンチェルトで、何が好きかと言われると、やはりベートーヴェンの皇帝かも。
このルービンシュタイン盤も好きだけど、アラウの最晩年に収録されたものや、独特なピアニズムのグールドのものも捨てがたい。
その時の気分で聴き分けているけど、疲れてる今日は、アラウ盤を自宅に帰ったら聴こうと思う。
このルービンシュタイン盤も好きだけど、アラウの最晩年に収録されたものや、独特なピアニズムのグールドのものも捨てがたい。
その時の気分で聴き分けているけど、疲れてる今日は、アラウ盤を自宅に帰ったら聴こうと思う。
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
2012年2月22日 音楽
そんなトゲトゲした気持ちを抑えるべく、人類の至宝と言っても過言ではない、カザルスの無伴奏を聴きながら、この日記を書いています。
昨年末にリリースされたSACDリマスター盤のカザルスは、素晴らしい音色で録音年代(1930年代)を感じません。
ちなみにこのアルバム画像は以前のリマスター盤です。
昨年末にリリースされたSACDリマスター盤のカザルスは、素晴らしい音色で録音年代(1930年代)を感じません。
ちなみにこのアルバム画像は以前のリマスター盤です。
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モーツァルト:交響曲第40番&41番<ジュピター>
2012年2月20日 音楽
モーツァルトの音楽の不思議さは、耳を傾けるうちに日頃のさまざまな疲れが取れていくこと。
それは単なる思い込みかもしれませんが、自分の場合、仕事でささくれ立っていた心がいつしか和らいでいきます。
とはいえ、古楽器演奏のモーツァルトにはまったく興味がないのですが。。。自分が好きなモーツァルトの演奏はモダン楽器の演奏です。
このレビュー用の画像で出てきたカラヤンのモーツァルトも愛聴盤のひとつです。
それは単なる思い込みかもしれませんが、自分の場合、仕事でささくれ立っていた心がいつしか和らいでいきます。
とはいえ、古楽器演奏のモーツァルトにはまったく興味がないのですが。。。自分が好きなモーツァルトの演奏はモダン楽器の演奏です。
このレビュー用の画像で出てきたカラヤンのモーツァルトも愛聴盤のひとつです。
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シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
アンタル・ドラティ(指揮)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ドビュッシー:レントより遅く
ノヴァーチェク:モト・ペルテトゥオ
ブラームス:ハンガリー舞曲第17番
マロキン:メキシコの子守歌
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
チャールズ・ライナー(ピアノ)
マーキュリー・リヴィング・プレゼンス1200
ある人からこのCDのシェリングの演奏の素晴らしさを教えられ、購入しようとしたところすでに廃盤になっていて、手に入れることが出来なかったCD。
でも手に入れることが出来ないと知ると、余計にどんな演奏なのか聴きたくなっててくるのが心情というもの。そこで、amazonに中古品が出ていないかと検索したところ、驚くほどの高値が付けられていて、ヤフオクを覗いてもこのCDが出品されることもなく、入手は不可能かとあきらめ、涙をのんでいました。
ところが、先ごろ、某所で新品未開封品を発見。すぐさま購入し、このところ連日このCDを聴いています。
まず驚いたのは伴奏オケの音の素晴らしさ。そしてこれがシェリングの気品溢れる音色と相俟って、素晴らしい音を奏でていきます。またこの録音が、最新のデジタル録音顔負けの録音で、実に瑞々しい音がスピーカーから流れてきます。当時のマーキュリーの技術の高さに驚かされます。
そして嬉しいのは、2つの協奏曲の余白に収められた小品集の演奏も素晴らしいこと。改めてシェリングの奏でるヴァイオリンの音色に魅了されました。
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
アンタル・ドラティ(指揮)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ドビュッシー:レントより遅く
ノヴァーチェク:モト・ペルテトゥオ
ブラームス:ハンガリー舞曲第17番
マロキン:メキシコの子守歌
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
チャールズ・ライナー(ピアノ)
マーキュリー・リヴィング・プレゼンス1200
ある人からこのCDのシェリングの演奏の素晴らしさを教えられ、購入しようとしたところすでに廃盤になっていて、手に入れることが出来なかったCD。
でも手に入れることが出来ないと知ると、余計にどんな演奏なのか聴きたくなっててくるのが心情というもの。そこで、amazonに中古品が出ていないかと検索したところ、驚くほどの高値が付けられていて、ヤフオクを覗いてもこのCDが出品されることもなく、入手は不可能かとあきらめ、涙をのんでいました。
ところが、先ごろ、某所で新品未開封品を発見。すぐさま購入し、このところ連日このCDを聴いています。
まず驚いたのは伴奏オケの音の素晴らしさ。そしてこれがシェリングの気品溢れる音色と相俟って、素晴らしい音を奏でていきます。またこの録音が、最新のデジタル録音顔負けの録音で、実に瑞々しい音がスピーカーから流れてきます。当時のマーキュリーの技術の高さに驚かされます。
そして嬉しいのは、2つの協奏曲の余白に収められた小品集の演奏も素晴らしいこと。改めてシェリングの奏でるヴァイオリンの音色に魅了されました。
フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
クラリネット協奏曲イ長調 K.622
ヴェルナー・トリップ(フルート)
フーベルト・イェリネク(ハープ)
アルフレート・プリンツ(クラリネット)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ミュンヒンガー
身体に疲労が溜まっている時に手にすることが多いのは、やはりモーツァルトの
CD。その中でもこの2つの協奏曲を収めたCDは、最近の愛聴盤。
ソリストたちの演奏はもとより、古き良き時代のウィーンフィルの響きがまた心に
染み入り、身体の疲れをとっていってくれます。
典雅、そして気品と哀愁。
現代社会から失われつつあるものが、このCDに収められた音楽からは漂ってきます。
とはいえ、高価なSHM-CDでしか入手出来ないのが残念です。
クラリネット協奏曲イ長調 K.622
ヴェルナー・トリップ(フルート)
フーベルト・イェリネク(ハープ)
アルフレート・プリンツ(クラリネット)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ミュンヒンガー
身体に疲労が溜まっている時に手にすることが多いのは、やはりモーツァルトの
CD。その中でもこの2つの協奏曲を収めたCDは、最近の愛聴盤。
ソリストたちの演奏はもとより、古き良き時代のウィーンフィルの響きがまた心に
染み入り、身体の疲れをとっていってくれます。
典雅、そして気品と哀愁。
現代社会から失われつつあるものが、このCDに収められた音楽からは漂ってきます。
とはいえ、高価なSHM-CDでしか入手出来ないのが残念です。
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ドヴォルザーク:序曲『フス教徒』 op.67
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
ヘンリク・シェリング(vn)
バイエルン放送交響楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)
1967年1月11日 ウィーン、コンツェルトハウス
先日の日記にもあるように、スイトナーのCDをこのところずっと聴いていたのですが、他の音にも触れたくなり取り出しのがこのCDです。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲は、名盤として評価の高い、オイストラフ、クレンペラー盤も所有しているのですが、このシェリング、クーベリック盤もそれに負けない、いやそれ以上の名盤のような気がしています。
シェリングの高貴な弦の響きがとても心地よいし、何よりもそれを支えるクーベリックとバイエルン放送交響楽団の演奏も渾然としているし。
そして何と言ってもスタジオ盤にはない、ライブ盤ならではの緊張感が聴き手にも伝わってくるのです。
ただ惜しらむのは、第3楽章の冒頭に嫌なマイクノイズが入ること。これさえなければ、不滅の名盤といっても過言ではない演奏なんですが。。。
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
ヘンリク・シェリング(vn)
バイエルン放送交響楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)
1967年1月11日 ウィーン、コンツェルトハウス
先日の日記にもあるように、スイトナーのCDをこのところずっと聴いていたのですが、他の音にも触れたくなり取り出しのがこのCDです。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲は、名盤として評価の高い、オイストラフ、クレンペラー盤も所有しているのですが、このシェリング、クーベリック盤もそれに負けない、いやそれ以上の名盤のような気がしています。
シェリングの高貴な弦の響きがとても心地よいし、何よりもそれを支えるクーベリックとバイエルン放送交響楽団の演奏も渾然としているし。
そして何と言ってもスタジオ盤にはない、ライブ盤ならではの緊張感が聴き手にも伝わってくるのです。
ただ惜しらむのは、第3楽章の冒頭に嫌なマイクノイズが入ること。これさえなければ、不滅の名盤といっても過言ではない演奏なんですが。。。
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モーツァルト
・交響曲第39番変ホ長調 K.543
・交響曲第40番ト短調 K.550
・交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
・歌劇『フィガロの結婚』序曲
オトマール・スイトナー(指揮) シュターツカペレ・ベルリン
1978年10月25日(ステレオ)厚生年金大ホール
「TOKYO FM アーカイヴス・セレクション」の中の1枚。
今年の2月頃からセールでプライスダウンされていたのは知っていましたが、なかなか触手が伸びず、今週になってようやく購入した1枚。
いはやは、購入して良かったというのが、最初の感想でした。
こんな素晴らしい演奏が1050円で購入できることを幸せに思いました。
渋い中にも甘美で麗しい音色を持った、絶美の演奏とでも言えば良いのでしょうか。是非、ライヴで聴きたかったと思うし、その場に居合せた人が非常に羨ましいです。
ともかくも、すっかり気に入ってしまい、出勤前や帰宅後に必ず聴く、愛聴盤になり、今もこの演奏を聴きながら、こうして日記を更新しています。
そしてこの演奏に身を委ねる時、さまざまなものから解放される気がします。
・交響曲第39番変ホ長調 K.543
・交響曲第40番ト短調 K.550
・交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
・歌劇『フィガロの結婚』序曲
オトマール・スイトナー(指揮) シュターツカペレ・ベルリン
1978年10月25日(ステレオ)厚生年金大ホール
「TOKYO FM アーカイヴス・セレクション」の中の1枚。
今年の2月頃からセールでプライスダウンされていたのは知っていましたが、なかなか触手が伸びず、今週になってようやく購入した1枚。
いはやは、購入して良かったというのが、最初の感想でした。
こんな素晴らしい演奏が1050円で購入できることを幸せに思いました。
渋い中にも甘美で麗しい音色を持った、絶美の演奏とでも言えば良いのでしょうか。是非、ライヴで聴きたかったと思うし、その場に居合せた人が非常に羨ましいです。
ともかくも、すっかり気に入ってしまい、出勤前や帰宅後に必ず聴く、愛聴盤になり、今もこの演奏を聴きながら、こうして日記を更新しています。
そしてこの演奏に身を委ねる時、さまざまなものから解放される気がします。
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ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
2010年2月23日 音楽
最近、交響曲を手に取ることがなく、ヴァイオリン協奏曲ばかり聴いています。
もちろん交響曲も良いのですが、やはり重厚な曲を聴くためにはこちらにも身構え
が必要ですし。
ヘンリク・シェリング(Vn)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、ロンドン交響楽団のこのCDは名盤の誉れ高いもので、協奏曲の模範的な演奏を聴くことができます。
またシェリングの気品あるヴァイオリンの音色がとても心を落ち着かせてくれます。
帰宅後、この甘美な音色を耳にしていると、1日の疲れが癒されます。
もちろん交響曲も良いのですが、やはり重厚な曲を聴くためにはこちらにも身構え
が必要ですし。
ヘンリク・シェリング(Vn)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、ロンドン交響楽団のこのCDは名盤の誉れ高いもので、協奏曲の模範的な演奏を聴くことができます。
またシェリングの気品あるヴァイオリンの音色がとても心を落ち着かせてくれます。
帰宅後、この甘美な音色を耳にしていると、1日の疲れが癒されます。
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ドビュッシー:前奏曲集 第1巻、映像第1集、第2集
2010年2月14日 音楽
寒い日曜日の朝は、現在の外気のような澄切った音色を奏でるミケランジェリのピアノを聴きながら、温かい珈琲を。
ミケランジェリのドビュッシーの映像は、ヴァチカンライブ盤が最も素晴らしいと、ものの本にも記されていますが、このスタジオ収録盤でも、そのピアニズムは十二分に窺えると思います。
(なんて言いつつもヴァチカンライブ盤は未聴ですが・・・)
でも本当に研ぎ澄まされた、玲瓏な音色とでも言うのでしょうか、ミケランジェリの指が奏でていく1音1音を聴いていると、日常の雑事を忘れることが出来ます。
稀代のキャンセル魔で、録音さえも嫌がったミケランジェリですが、こうして素晴らしいアルバムが残してくれたことに感謝するととともに、制作担当プロデューサーの苦労がしのばれます。
録音を説得するの、さぞ大変だったでしょうねぇ(苦笑)。
ミケランジェリのドビュッシーの映像は、ヴァチカンライブ盤が最も素晴らしいと、ものの本にも記されていますが、このスタジオ収録盤でも、そのピアニズムは十二分に窺えると思います。
(なんて言いつつもヴァチカンライブ盤は未聴ですが・・・)
でも本当に研ぎ澄まされた、玲瓏な音色とでも言うのでしょうか、ミケランジェリの指が奏でていく1音1音を聴いていると、日常の雑事を忘れることが出来ます。
稀代のキャンセル魔で、録音さえも嫌がったミケランジェリですが、こうして素晴らしいアルバムが残してくれたことに感謝するととともに、制作担当プロデューサーの苦労がしのばれます。
録音を説得するの、さぞ大変だったでしょうねぇ(苦笑)。
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一昨年の秋のこと。
職場の上司に誘われ、何十年ぶりにクラシックコンサートに出かけました。
海外の一流オケの演奏だったこともあり、その甘美な音色に身も心も虜に
なり、あのような音色を自宅で聴きたいという欲求から、さまざまなCD
を購入するに到りました。
このアルバムもそうした中の一枚で、最近の愛聴盤。
録音現場に立ち合った中野雄氏がその著書で勧めていたこともあり購入した
のですが、疲れて帰宅した時、このウィーン室内合奏団の音色に耳を傾けると
疲れがじわじわととれていくのです。
マスターテープの劣化が指摘されている音源ですが、個人的には現在のCDの
音でも十二分に満足しています。
この室内合奏団の演奏は、まさに優雅でそして甘美という言葉が似合います。
勿論、こんな演奏を生で聴いてみたかったという欲求もありますが、こうして
音源として残されたことを感謝したいです。
職場の上司に誘われ、何十年ぶりにクラシックコンサートに出かけました。
海外の一流オケの演奏だったこともあり、その甘美な音色に身も心も虜に
なり、あのような音色を自宅で聴きたいという欲求から、さまざまなCD
を購入するに到りました。
このアルバムもそうした中の一枚で、最近の愛聴盤。
録音現場に立ち合った中野雄氏がその著書で勧めていたこともあり購入した
のですが、疲れて帰宅した時、このウィーン室内合奏団の音色に耳を傾けると
疲れがじわじわととれていくのです。
マスターテープの劣化が指摘されている音源ですが、個人的には現在のCDの
音でも十二分に満足しています。
この室内合奏団の演奏は、まさに優雅でそして甘美という言葉が似合います。
勿論、こんな演奏を生で聴いてみたかったという欲求もありますが、こうして
音源として残されたことを感謝したいです。
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寺山修司ラジオ・ドラマCD「山姥」
2006年2月12日 音楽
このCD、今日とあるCD店で購入しました。しかしこのCDは
凄い!
だって語りで山本安英、出演者に北林谷栄ってあるんですから。
出演者が人間国宝的な人ばかり。
そして購入後、ライナーノーツを見たら効果の謡曲で、世阿弥
の再来と謳われながら早世した観世寿夫。そして福原百之助、
堅田喜三久と現在の人間国宝の若かりし日の演奏が…。
本当すごいラジオドラマです。こんな凄い作品をラジオドラマで
放送していた1960年代の日本って文化国家だったのですね。
良い時代だったのだな〜と正直思います。
そしてもう一つ、驚きを。この作品を発表した時の寺山修司の
年齢はなんと28歳。やっぱり天才は違うのだなと思った一日で
した。
凄い!
だって語りで山本安英、出演者に北林谷栄ってあるんですから。
出演者が人間国宝的な人ばかり。
そして購入後、ライナーノーツを見たら効果の謡曲で、世阿弥
の再来と謳われながら早世した観世寿夫。そして福原百之助、
堅田喜三久と現在の人間国宝の若かりし日の演奏が…。
本当すごいラジオドラマです。こんな凄い作品をラジオドラマで
放送していた1960年代の日本って文化国家だったのですね。
良い時代だったのだな〜と正直思います。
そしてもう一つ、驚きを。この作品を発表した時の寺山修司の
年齢はなんと28歳。やっぱり天才は違うのだなと思った一日で
した。