最近、仕事の憂さを本を購入することで晴らしています。
この一冊もその内の一つ。森鴎外の史伝小説の傑作と誉れ高いこの『渋江抽斎』ですが、いままで全く手に取ることがありませんでした。鴎外と言えば『舞姫』ぐらいで、なんだか辛気臭いイメージばかりを抱いていました。
大学で日本文学を学んでいたのに…。
しかし、読んでみると、なかなか面白い。淡々と渋江抽斎
について触れながら、その家族や、交友関係など、江戸時
代を専門とした僕には興味ぶかい記述が、そこかしこにあ
ります。
美味しい日本茶、そして和三盆の干菓子を傍らに置いて、
まったりと読んでいきたい作品です。
この一冊もその内の一つ。森鴎外の史伝小説の傑作と誉れ高いこの『渋江抽斎』ですが、いままで全く手に取ることがありませんでした。鴎外と言えば『舞姫』ぐらいで、なんだか辛気臭いイメージばかりを抱いていました。
大学で日本文学を学んでいたのに…。
しかし、読んでみると、なかなか面白い。淡々と渋江抽斎
について触れながら、その家族や、交友関係など、江戸時
代を専門とした僕には興味ぶかい記述が、そこかしこにあ
ります。
美味しい日本茶、そして和三盆の干菓子を傍らに置いて、
まったりと読んでいきたい作品です。
ISBN:4101369186 文庫 宮部 みゆき 新潮社 1998/01 ¥900
この宮部みゆきさんの傑作中の傑作は、もう何年も前に読んで
いたのですが、家族に貸したらボロボロにされてしまい、愛書
家?としては、もうその本を手にする気も失せていたのですが、
今日改めて、本屋に行き、新本を購入し、再読しました。
あらためて、非常に読み応えある内容に感動を覚えました。
しかし、この作品の大きなテーマとなっているカードローンに
ついて考えてみると、この作品が執筆された時以上に、深刻に
なっているのでは無いかと思いました。
特に昨今の消費者金融のCMや銀行の子会社の金融のCMを見
ていると、この危機感がより強く感じられます。
公共広告機構でも良いので、こうしたCMに騙されてお金を借
りると、いかに法外な利息が取られるのかというCMを流して
欲しいものです。
しかし、宮部さんは本当に凄い作家ですねぇ。
この宮部みゆきさんの傑作中の傑作は、もう何年も前に読んで
いたのですが、家族に貸したらボロボロにされてしまい、愛書
家?としては、もうその本を手にする気も失せていたのですが、
今日改めて、本屋に行き、新本を購入し、再読しました。
あらためて、非常に読み応えある内容に感動を覚えました。
しかし、この作品の大きなテーマとなっているカードローンに
ついて考えてみると、この作品が執筆された時以上に、深刻に
なっているのでは無いかと思いました。
特に昨今の消費者金融のCMや銀行の子会社の金融のCMを見
ていると、この危機感がより強く感じられます。
公共広告機構でも良いので、こうしたCMに騙されてお金を借
りると、いかに法外な利息が取られるのかというCMを流して
欲しいものです。
しかし、宮部さんは本当に凄い作家ですねぇ。
昨日買ったうちの一冊。
今まで伏せられていた様々な説話が書かれていて驚きました。
関さんの本は何冊か持っていますが、芸談を纏めるのが上手い
人だと感心します。
但し、厚みのある紙を使って、本に厚みを出すよりも、もう少
し文章の分量を増やして欲しいと思います。
すくなくとも値段が少々高いですしねぇ。
それはともかくも、読みやすくて楽しい本でした。
今まで伏せられていた様々な説話が書かれていて驚きました。
関さんの本は何冊か持っていますが、芸談を纏めるのが上手い
人だと感心します。
但し、厚みのある紙を使って、本に厚みを出すよりも、もう少
し文章の分量を増やして欲しいと思います。
すくなくとも値段が少々高いですしねぇ。
それはともかくも、読みやすくて楽しい本でした。
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