寒い日曜日の朝は、現在の外気のような澄切った音色を奏でるミケランジェリのピアノを聴きながら、温かい珈琲を。


ミケランジェリのドビュッシーの映像は、ヴァチカンライブ盤が最も素晴らしいと、ものの本にも記されていますが、このスタジオ収録盤でも、そのピアニズムは十二分に窺えると思います。

(なんて言いつつもヴァチカンライブ盤は未聴ですが・・・)


でも本当に研ぎ澄まされた、玲瓏な音色とでも言うのでしょうか、ミケランジェリの指が奏でていく1音1音を聴いていると、日常の雑事を忘れることが出来ます。


稀代のキャンセル魔で、録音さえも嫌がったミケランジェリですが、こうして素晴らしいアルバムが残してくれたことに感謝するととともに、制作担当プロデューサーの苦労がしのばれます。


録音を説得するの、さぞ大変だったでしょうねぇ(苦笑)。

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