「人のセックスを笑うな」
人のセックスを笑うな(2007)

上映時間 137分
製作国 日本
初公開年月 2008/01/19

監督: 井口奈己
製作: 河合洋
松下晴彦
廣瀬敏雄
プロデューサー: 永田芳弘
西ヶ谷寿一
原作: 山崎ナオコーラ
『人のセックスを笑うな』(河出書房新社刊)
脚本: 本調有香
井口奈己
撮影: 鈴木昭彦
美術: 安宅紀史
美術監督: 木村威夫
衣装: 橋本庸子
編集: 井口奈己
増原譲子
海野敦
音楽: HAKASE-SUN
エンディングテーマ: MariMari
『MY LIFE』
照明: 山本浩資
録音: 高田伸也
助監督: 李潤午

出演: 永作博美
松山ケンイチ
蒼井優
忍成修吾
市川実和子
藤田陽子
MariMari
あがた森魚
温水洋一
桂春團治


公開時から気になっていた話題作をようやく観てきました。

おそらくヤフーのレビューにもあるように賛否分れる映画だと
思いますが、個人的にはとっても楽しめたし、良い映画だと
思いました。

ドキュメンタリー映画のような長回しが多用されていますが、
出演者が演じていますという雰囲気を漂わせず、まるで素の
ように演じているのがこの作品の凄いところだと思います。


そして男優陣は勿論のこと、女優陣の演技力の凄さ。

永作さんは去年観た舞台の「ドラクル」でも宮沢りえさんを
陵駕する面を見せていましたが、本当、良い女優さんになり
ました。

実年齢にちかいアーティストを巧みに演じていたし、30代の
女性が持つ、独特の色気と儚さがとっても良く出ていました。

また蒼井優さんも、等身大の10代の女の子を演じていて、こ
のふたりの対照的な姿が本当に良かったです。

男の視点から見ると、まぁ男は弱いなと思うところが多々あり、
やっぱり女性はしたたかだなと思いました。

多分、みるめがえんちゃんの良さに気付いた時、えんちゃんは
ほかの男のものになっていたり、みるめがあれだけ執心したユ
リさんが歳を取っていくのを見て、みるめは大ショックを受け
るのだろうとか、この作品を見て妄想に耽ってしまいました。

ともかくも良い映画だし、良い作品だと思います。


そうそう、脇役陣もユリさんの旦那役にあがた森魚、そして
みるめのじいちゃん役に桂春團治というキャスティングの妙
も堪らないものがありました。

それにしても、みるめとユリさんのキスシーンは、このふたり
実生活でも付き合っているの?と思う程、自然な、そしてこう
信頼しあっている恋人たちのキスって感じで、綺麗なラブシー
ンでありながらも、凄いエロいラブシーンでした。

ほろ苦いなかにも、心地好い春風のような映画でした。

コメント

らむ。
らむ。
2008年3月3日9:12

おはようございます。
見に行ってきたんですね〜。いいですね。
見に行きたいなと思っていながら迷って『アース』にしたんですよね。気になる作品です。

ソノ
ソノ
2008年3月4日7:46

らむ。さま。

コメントありがとうございます。

とっても良い映画ですよ〜。こうなんかだら〜とした感じが。
永作さんも、蒼井優ちゃんもとって綺麗で可愛いし、松ケン
の翻弄されっぷりが本当良いです!。

まだ公開中ですし、ぜいひ御覧になって下さい。

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