先ほどまで。

2006年3月26日
先ほどまでドバイワールドカップの生中継があったので思わず
テレビに見入ってしまいました。

競馬を知らない人には、本当に縁遠いワールドカップなんですが、
ようはダート(砂)のレースの世界王者を決めるレースなのです。

日本は芝でのレースが主流なので、当然ながら今まで1回の優勝
もなく、過去最高は2着でした。

で今年は、あのディープインパクトなみにダートで強いカネヒキリ
という馬が日本から出走しました。もしかしたら、優勝ということ
もあるかもと思って見ていましたが、結果は5着?。やっぱり競
馬に関しては、まだまだ世界の壁は厚かったのでした。

で思い出しました。何年か前に日本からこのレースに出走した
ホクトベガという馬がいたことを。このホクトベガは、日本の
G1レースであるエリザベス女王杯を優勝した後、長い低迷期
間に入りました。

ところがダートのレースに出走したところ、向かうところ敵なし
の破竹の進撃を続けました。

そして砂の女王と謳われたホクトベガが、引退レースに選んだの
は、このドバイワールドカップ。日本の多くの競馬ファンがもしか
したらホクトベガなら快挙を成し遂げてくれるのではないと期待
しました。

そして結果は。

なんとレース中の骨折による予後不良で、安楽死処分となりまし
た。このニュースを聞いた時、なんともやりきれない思いになり
ました。レースを終えたら、北海道で今度は母親としての人生が
待っていたのに。ホクトベガは母親になることなく、この世から
去っていきました。

神様は時として残酷な運命のシナリオを書いているものです。

競馬って華やかな世界ですが、その影にはいろいろと悲しい物語
がつきもののスポーツだと思います。

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